年明けから春に向けて、引っ越しや人事異動の多い季節となりますね。
春の切りの良いシーズンに合わせて、マイホームを購入し
新居へお引越しされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この引っ越しの際に頂く、引っ越し祝い。
親戚や兄弟、会社の上司などから頂いた引っ越し祝いのお返しは、
実際いくら位が相場なのでしょうか?
昔からの風習や一般的な常識も踏まえて、確認してみましょう。
引っ越し祝いのお返し、兄弟に何を返すのが一般的?
世間一般的な常識で、マイホームなどの新築への引っ越し祝いの
お返しは形として返さないのが常識だそうです。
その代わりに新居のお披露目もかねて、引っ越し祝いをくれた
兄弟や親戚を招いて手作りの料理をご馳走を振る舞い、
感謝の言葉を述べてお返しとする事が本来の正しい風習です。
しかしながら親密な間柄でない場合や、遠方で家に招くのが
困難な方へはお返しを贈った方がよい場合もあります。
いくら昔からの風習や常識では不要であっても、
贈られた方との今後のお付き合いなども考え、
気持ちだけでも品物を贈っておく方が良いかもしれません。
家族でよく話し合って決めてくださいね。
引っ越し祝いのお返しで会社の上司にへのお勧めは?
友達は身内ならば気楽に新居へ招いて手料理をご馳走し、
それを引っ越し祝いのお返しとする事が出来そうですが、
そうした気楽な間柄でない人や会社の上司など、
招くことが難しい人へのお返しには、
何かしら形のあるものを贈った方がよいでしょう。
この様にお返しの品物は消えてなくなるものではなく、
形として残るものを贈るのが一般的です。
なので品物や商品券、カタログギフトなどがお勧めです。
品物でしたら、家は一つの入れ物だとお見立てるところから、
湯飲みやコーヒーカップなどの容器を贈る風習があるそうです。
お食事券や宿泊券などをお返しすると、額面がわからないので良かった
という意見もありますが、商品券は特定の百貨店や
ローカルな地域でしか使えないものは避けた方がよいでしょう。
やはり貰って喜ばれるものが良いですよね。
会社の上司などへのお返しは、今後のお付き合いも考えて
品物を選ばれた方が良いかもしれませんね。
引っ越し祝いのお返しの相場はどのくらい?
引っ越し祝いを貰った方としては、同額くらいのお返しを
考える人も多いと思います。
世間一般的な相場はどのくらいなのでしょうか?
この様なお返しの事を内祝いと呼びますが、
この内祝いは頂いた金額の3分の1から半額程度が目安とされています。
一般的な常識では、半額を返すのが常識となっているようです。
1万円頂いたら5千円分の商品券か、
その金額に相当する商品をお返しするのが相場です。
お返しをする時にはのしに内祝いと書き、
下段に自分の姓を入れます。
このお返しは、形として残るものを贈るのが一般的で、
目上の人だけでなくあらゆる人に対して現金で返すのはマナー違反です。
しかし親や兄弟から高額なお祝いを頂いた場合、
3分の一や半額も返す必要がない、
もしくはお返しするのは失礼になるとの意見もあります。
例えばご両親から10万円のお祝いを頂いた場合、
5万円の品物をお返しするとなると、
確かに品物選びでも大変ですよね。
地域や土地柄によって、
風習や色んな意見もあるようですが、
あなたはどう思われたでしょうか?
まとめ
引っ越し祝いのお返しは、身内や兄弟、友人などの
親しい関係の人には新居に招いてご馳走すればよいが、
それが無理な人には商品券や品物を贈るのが良いでしょう。
お返しの額の相場は3分の1から半額が一般常識とされていますが、
今後のお付き合いなども考慮して家族で良く話し合って決めていきましょう。
スポンサーリンク