
給油している時に思わず灯油をこぼしてしまった経験はありませんか?
そのまま放置すると、臭いやあとが残ったりコンクリートに染みてしまったりしまいます。
ここでは染みてしまった灯油の処理方法について解説します。
灯油をコンクリートにこぼした場合どうなるのか?
当然コンクリートに染みこんでしまいます。染みになり灯油特有の匂いが辺りに広がります。
こぼした量にもよりますが数日から数週間はかかります。
一部心配する方がいますが、二階や三階に住んでいてコンクリートを通過して下までこぼれるという事はまずありません。
また灯油は発火点が高いので、万が一火のついたマッチやライターを落としてしまっても引火することはありません。
灯油をこぼしたコンクリート染みの処理方法は?
灯油のコンクリート染みは、ご家庭にあるものでも充分に対処可能です。
まず、いらなくなった古新聞やキッチンペーパーなどの紙類で灯油を吸い取りましょう。
この時、事前にゴミ袋やコンビニの袋など用意しておき、吸い取ったらそれに入れるようにするとよいでしょう。
こぼした灯油がなくなるまでこれを繰り返します。
次に、粉末洗剤なければ小麦粉や重曹を用意し染みの部分にまきましょう。
さきほど拭き取った部分が隠れるくらいまきましょう。
しばらく放置して粉末に残りの灯油を吸い取らせます。
だいたい5分ほど置いとけば大丈夫でしょう。
あとはホウキとチリトリで粉末を片付けるだけです。
片付いたらゴミ袋に一緒にいれて作業は完了です。
まとめたゴミは可燃ゴミとして出すことができます。
こぼした灯油の匂いの消し方は?
灯油のあの匂いはなかなか抜けません。
完全に取る事は難しいですが軽減する方法があります。
まず前提として、屋内なら窓や玄関を開けて風通しを良くします。
冬場なので少し寒いかもしれませんが我慢しましょう。
そして日本では昔からある方法で、お茶殻をまくことで消臭効果が望めます
市販品の消臭剤やスプレーを使うのも効果があります。
ついてしまった灯油の匂いや汚れの取り方は?
灯油の処理や掃除するとどうしても灯油の臭いや汚れがついてしまいますよね。
汚れを落とすにはキッチン洗剤やオリーブオイルを使うと落とせますよ。
ぬるま湯を使いよく泡立てて洗いましょう。
オリーブオイルの場合は汚れによくなじませてからいったん拭き取り、キッチン洗剤で洗うと落とせます。
臭いを落とすには、柑橘系の皮を使います。
例えばオレンジやレモン、グレープフルーツの皮などです。
皮の表面で匂い図狩る部分をこすってみましょう。
完全に消すのは難しいですが灯油の匂いが弱わります。
そのあとは、石鹸などでよく洗うとだいぶ匂わなくなります。
もうひとつ方法があります。
先ほど出てきたお茶殻をここでも使います。
こちらも方法はいたって簡単で、お茶殻でもみ洗いするだけです。
これで完了です。
まとめ
こぼしてしまうとこのように厄介な灯油。
特に臭いは厄介で完全に消し去ることはできなく時間をかけないと消えません。
大事なのは、こぼしてしまったらすぐに処理をした方が良いということ。
でないとどんどん染みて匂いも強くなってしまいます。
でも手順は分かったのでもう大丈夫ですよね。
これからは慌てる事もなく対処できるでしょう。
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