社会人として働くようになると、上司と食事をすることも多くなるでしょう。
上司とふたりで食事をすることもあれば、上司が何人かを誘って複数人で食事に行くこともあるかと思います。
そういった場合、やはり上司が気前よくご馳走してくれることも多いのではないでしょうか。
上の立場にいる人間がご馳走するというのはよくあることなのですが、
やはりご馳走してもらったほうとしては「何かお返しをしないと・・・」と考えてしまうでしょう。
しかしながら、上司からのご馳走へのお返しというのはいらないようです。
上司からのご馳走にお返しは不要だった!
上司からご馳走してもらうと、「何かお返しを用意せねば・・・」と考える方も多いようです。
中にはお歳暮でちょっと豪華なものを贈ろうと考えている方もいるかもしれません。
しかしながら、何か物でお返しするというのは実は逆効果です。
というのも、上司はお返しを求めてご馳走しているわけではありません。
部下を労うためにご馳走しているということがほとんどですし、
場合によっては気分がよかったからご馳走してくれたというだけのこともあります。
何かを求めてご馳走をしているわけではないのに、お返しをもらってしまうと逆に申し訳なくなってしまいます。
それに、上司と部下という関係がある以上、お返しをすることによって
それが媚びているという風に受け取られる可能性もあります。
上司にご馳走してもらったからといってお返しをするのは、
まったくの逆効果だと考えていいでしょう。
実際に、インターネット上には上司からのご馳走にお返しをしたほうがいいのか?
といった質問が多く投稿されているのですが、お返しを推奨する回答というのはほとんどついていません。
基本的に上司からのご馳走へのお返しというのは考えなくていいのです。
ご馳走してもらった直後と翌日に感謝の気持ちを伝えよう!
上司からのご馳走にはお返しは不要という話をしたのですが、
だからといって「ご馳走してもらって当たり前」というスタンスでいていいわけではありません。
実際に、自分が上司の立場だったらご馳走してもらって当たり前に思っている部下というのは
やはり好ましくないものです。
お返しは不要ですが、ご馳走してもらったことへの感謝の気持ちはしっかりと伝えておきましょう。
上司に感謝の気持ちを伝えるのは、ご馳走してもらった直後とその翌日です。
ご馳走してもらった直後に感謝の気持ちを伝えて、
翌日に出社してすぐにその足で上司のところに行き改めて感謝の気持ちを伝えましょう。
フランク過ぎるのもよくありませんが、あまり堅苦しすぎるのもよくないです。
ちなみに、最近ではメールやLINEひとつでお礼をする方も多くなっているようなのですが、
感謝の気持ちを伝えるのがメールやLINEだけというのはやはりあまり印象がよくありません。
それこそ形だけという印象を与えてしまいますので、直接面と向かって感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
仕事で頑張るのも上司へのお返しのひとつ!
上司として部下にご馳走する方の多くが「お返しは物ではなくて仕事で返してほしい」と考えているものです。
実際に、部下にご馳走するのも日頃の感謝や労いを込めてというケースがほとんどです。
「仕事で頑張ってくれてありがとう」「いつもお疲れ様」といった気持ちで
ご馳走してくれているのであれば、一番のお返しはやはり仕事でこれまで以上に頑張ることでしょう。
お歳暮といった物でお返しするくらいなら仕事を頑張ってほしいという方は多いものです。
このあたりは人それぞれの考え方があるでしょうが、
ご馳走に対して物でお返しをされてしまうとそれで「貸し借りなし」
といった印象を受けてしまう方もいるようです。
それを「これ以上は何もしませんよ」とわざわざ言い渡されているように
受け止めてしまう方もいますので、やはり物でのお返しはやめて、
仕事を頑張るという方向で考えたほうがいいでしょう。
ただ、もしあまりにもご馳走になる回数が多くて、その金額が気になってきた・・・
という場合には、負担にならない形で年に1回くらいは物でお返しをしてみてもいいかもしれません。
上司からのご馳走にお返しは不要?まとめ
社会人になれば、上司からご馳走してもらう機会も多くなるでしょう。
しかしながら、ご馳走してもらったからといってお返しは不要です。
感謝の気持ちと仕事で返していくようにしましょう。
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