日本にはさまざまな行事があります。
その中でも特にロマンティックなのが七夕です。
大人の方同士で「いいわよね~」と七夕について話すことも
多いのではないでしょうか。
しかしながら、七夕についてその由来も含めて子供向けに話すと
なると言葉に詰まってしまう方も多いでしょう。
改めて子供向けに簡単に伝えるとなると、頭を抱えてしまう方も
多いのです。
ここでは、七夕の由来を子供向けに簡単に伝えるための方法について
お話ししていきたいと思います。
絵本も意外に効果的なようです。
七夕の由来を子供向けに話すのは難しい
大人になると、子供の頃の感覚というものがなかなか
思い出せなくなるものです。
子供の頃にはわからないことだらけでも、大人になっていくにつれて
いろいろなことが当たり前のようにわかるものです。
その状態が当たり前になっているからこそ、その当たり前のことに
ついて尋ねられると困ってしまうものです。
今、大人が当たり前に理解している七夕の由来というのも
子供にとってはわからないことだらけです。
説明しようとしても少し話せばすぐに「なんで?」という言葉が
返ってくることでしょう。
大人になってしまったからこそ、改めて子供向けに七夕の由来を
話すのは難しいのです。
実際に、七夕のシーズンになると
「何と言って説明したものか・・・」と
頭を抱える大人の方も多いのです。
七夕の由来を子供向けに簡単に伝えるには?
では、七夕の由来を子供向けに簡単に伝えるには
どうしたらいいのでしょうか。
子供向けに七夕の由来を伝えるのであれば
まずは情報をシンプルにしていく必要があります。
登場人物は天の神様とその娘の織姫
その夫となる彦星のみです。
天の神様の娘である織姫は機織りの上手な子だったけど
ひとりぼっちだったこと、ひとりぼっちの織姫のために
天の神様が彦星との結婚を許したこと、結婚したら
ふたりとも怠けてしまったこと
それに怒った天の神様がふたりを天の川を挟んで離れ離れに
してしまったこと、でも天の神様は年に一度だけ7月7日に
会うのを許したこと・・・
このようにシンプルな短い文章にしていけば、子供でも
七夕の由来を理解することができるでしょう。
ただ、子供からの「なんで?」という攻撃が
不安になる方もいるかもしれません。
実は説明をシンプルにすることによって、子供からの
「なんで?」という攻撃を防ぐことができるのです。
子供の「なんで?」という返しはやはりそこに
引っかかるものがあるから出てくるものです。
情報をそぎ落としてシンプルにしていけばいくほど
引っかかりがなくなっていくのです。
ちなみに、七夕の由来を子供向けに説明するときには
その中から得られる教訓も一緒に伝えるようにすると
いいでしょう。
織姫と彦星のように怠けてしまうと罰が当たるということ
家族や友達に毎日のように会える今の生活に感謝することと
いったことを伝えてあげると、子供の教育にもいいのでは
ないでしょうか。
七夕の由来は子供向けの絵本で伝えるのも効果的!
七夕の由来を伝えるのであれば、子供向けの絵本を使うのも
効果的です。
子供が相手でも自分で説明するとなると頭がこんがらがってしまう
という方にとっては、子供と一緒に読むだけでいいので安心です。
子供向けの絵本にもいろいろなものがあります。
「たなばた」「たなばたものがたり」といった絵本は
そのままズバリ七夕の由来についてわかりやすく
描かれているものです。
子供向けに七夕の由来を伝えるのであれば、口頭だけではなく
一緒に絵も見ながらのほうがより興味を持ってくれるでしょうし
理解も深まるのではないでしょうか。
口で説明してもなかなかわかってもらえない、そもそも自分自身が
何かを口で説明するのが苦手だという場合には、絵本を使って
七夕の由来を子供に伝えてみましょう。
紙芝居でも絵本と同じような効果が得られるかと思いますよ。
ちなみに、頭の中で文章はきちんと組み立てられるのに
口で説明するとうまくいかないというタイプの方であれば
絵本や紙芝居を自分で作るというのもひとつの方法です。
市販されている絵本や紙芝居でもいいのですが
手作りのものというのは子供の興味をひきます。
絵本や紙芝居の絵を描くときに子供に手伝ってもらうのも
いいかもしれません。
七夕は日本の大切な行事のひとつですから、子供にしっかりと
伝えられるように頑張ってみましょう。
まとめ
簡単に伝えるにはシンプルに情報をまとめていくことが大切です。
それでも難しいときには絵本を使うのも効果的ですよ。
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