創意工夫

夏休みの課題の中でも特に難しいものが創意工夫ではないでしょうか?

問題集のように答えが決まっているわけではなく、オリジナルティーが高い分、どうしたらいいか頭を悩ませがちです。

創意工夫の工作を作る為には3つのコツがあります。

今回は、オリジナルの作品を作る為のポイントと合わせて、一挙にご紹介します。

夏休みの創意工夫を作るコツ3

創意工夫の宿題を行おうとした時、「何を作ったら良いかわからない……」と行き詰まってしまう人は意外と多いです。

まず最初に、創意工夫を作る3つのコツを見ていきましょう。

1.「困った」を見つける

創意工夫のアイディアを出そうとしても、慣れていないとなかなか出るものではありません。

アイディアを出すための最初のステップは、「ちょっと困ったな……」と感じることを見つけることです。


身の回りにある商品を見てみましょう。

例えば目覚まし時計は、朝起きられないという困ったを解決してくれますし、

うちわは暑いという困ったを解決してくれています。

日常に溢れているものは、多かれ少なかれ誰かの困ったを解決する為のアイディアが形になったものです。

逆に考えると、「困ったな」「不便だな」と感じることは、アイディアを出すためのヒントになります。


最初は、何でも良いのです。

あまり難しいことを考える必要はありません。

自分やまわりの人が「ちょっと困ったな」と感じることを見つけてみましょう。

創意工夫の工作を生み出す第一歩となります。

2.解決策を紙に書いてみる

「困った」が見つかったら解決の為の方法を考えてみましょう。

最初から1つに絞ったり、予算などを気にする必要はありません。

大切なのは考える過程です。

とにかく自由にアイディアを出してみましょう。

紙に書き出したほうが、まとまりやすいです。


自分の知識や経験だけを活かすのではなく、本を読んだり、

他の人の意見を聞いてみることも参考になります。

探してみると、意外と自分が手に入るもので解決策が見えてきたりします。

その解決策を形にすることができれば、創意工夫の工作が完成間近となるでしょう。


考えることがめんどくさいなと思った時は、

その困ったが解決して喜ぶ人の顔などを想像してみることも有効です。

3.試す

アイディアが出せたら簡単に試作品を作ってみましょう。

売られているものも、1つの商品が形になる過程で、

何回もテストが行われています。

余裕があるなら何回も、自分のアイディアを出した作品をテストしてみましょう

試しに動かしてみたり、本当に使えるか実験してみることで、

より正確な形が決まったり問題点が明確になります。


この試作の過程はとても大切です。

最初から完璧なものを作る必要はありません。

はじめは簡単なもので良いので、アイディアを形にしてみましょう。

作って試してみると見えてくることがあります。


後は時間やお金の許す範囲で、自分が思う一番良い形に仕上げることができれば、

創意工夫の工作が完成します。

夏休みの創意工夫でオリジナルの作品を作るポイント

他の人が作った作品を見ることも参考になります。

ただし、全く同じアイディアを使ってしまったり、

ほんのすこし色を変えるなどしただけですと、

その作品を作った人のアイディアを無断でパクっただけになってしまいます。


創意工夫ではオリジナルの作品を作ることが一番重要です。

他の人の作品は、あくまで参考にするに留めましょう。

オリジナルの作品を作る為のポイントは、

「自分なりのアイディアを加える」ことにあります。


「自分だったらどのように工夫するか?」「もっと便利になる方法はないか?」など

考えて試してみましょう。

あなたなりのアイディアが加われば、オリジナルティーの高い作品を作ることが可能です。


他の人の作品を見ると、自分では思いつかないようなアイディアが活かされていて、

落ち込んでしまうこともあります。

しかし、気にする必要はありません。

その人のアイディアも素晴らしいかもしれませんが、

だからといってあなたのアイディアと比べる必要はないのです。

たくさんの素敵なアイディアが出て「困った」がより多く解決されるなら、

もっと便利で過ごしやすい世の中になります。

あなたはあなたのアイディアを活かしましょう。

夏休みの創意工夫のアイディアが生まれやすい場所

アイディアは探そうと思うと意外なところでひらめいたりしますが、

参考になるアイテムがたくさん揃っている場所があります。

それが100円ショップ」です。


100円ショップにある商品は大きなものから小さなものまで、

ちょっとしたアイディアが活かされて商品化されています。

「何かヒントになるようなものはないかな?」という視点で見ると、

参考になる考え方やアイディアに溢れているので面白いです。

気に入ったらそのまま気軽に材料を購入できる点もメリットと言えるでしょう。

まとめ

最初から完璧を求める必要はありません。

大人も試行錯誤しながら商品を作っています。

まずは日常の小さな困ったを見つけて、

自由に解決の為のアイディアを出していきましょう。

自分ならではのオリジナルの作品が作れた時は、とても楽しいですよ。

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