鯉のぼりをベランダで泳がせたい

子どもの日といえば5月5日ですね!

柏餅やちまきなど、地域によってもお祝い用の

お菓子にも違いがあるのを知っていますか?

唯一違いがあまりないように感じられるのは、鯉のぼりです。

本格的な鯉のぼりを掲げるご家庭はずいぶんと減ったように感じますが、

マンションといった集合住宅の住まい事情なども含めて

中々飾るということ自体を控えていることもあるそうです。

そこで、今回は「ベランダの鯉のぼり」についてお話したいと思います。

鯉のぼりを飾る前に確認しよう!マンション管理のルール!

そもそもの問題をお話しますが、

マンションで鯉のぼりを飾れないという場合が存在します。

ベランダの枠からはみ出すような状態で何かを飾るということ自体が

危険であると判断されていることもあり、

超高層マンションなどは洗濯物すらも干すことを禁止されている場合があります。

子どものために飾りたいというお気持ちはあると思いますが、

鯉のぼりを飾るときは集合住宅のルールに従いましょう。

風を受けることで優雅に泳ぐ!

鯉のぼりは、風を受けることで優雅に泳がせることが可能です。

風の力は思いのほか非常に強いので、

ベランダ用の鯉のぼりを使用しましょう。

また、ベランダに固定するための器具がありますので、

必ず設置しましょう。

風が強く飛ばされて下に落ちたなんてことになった場合は事件です。

けが人が出る可能性もあり非常に危険ですので、

しっかりとベランダに固定させることが重要です。

風が来る方向を調べる!

風はある一定方向に流れている場合が多いため、

必ずしもベランダに風が来るとは限りません。

風を受けなければ鯉のぼりは優雅に泳ぐことがないのですが、

強すぎる風でも優雅に泳ぐということはありません

そよ風が一定的にそよぐ場所というのが一番理想ではありますが、

なかなかそういったことはありません。

ですので、しっかりとベランダに固定させつつ、

ベランダより少し外に出して飾ることができるならばそれが一番です。

あまり斜めになりすぎないように注意をして、

少し角度を付けるくらいで十分です。

矢車は付けないほうがいいかも

鯉のぼりの一番上についているカラカラと回る部分を

「矢車」といいますが、音が結構します

窓を閉めている時期はいいのですが、

網戸になるような時期になる場合は

この音が不快だという苦情の原因となります。

取り外せるようならば、取り外しておいたほうが無難でしょう。

近年、音が鳴るようなものというのは苦情の原因となり、

ご近所トラブルに発展することもありますので細心の注意が必要です。

キラキラした光に反射する素材は使用しない

鯉のぼりのうろこの部分がキラキラと光に反射するようなタイプがありますが、

その反射した光がご近所に当たってしまう可能性があります。

そういった事も含め、一般的に派手すぎない色合いや雰囲気のものを選びましょう

ベランダの鯉のぼりは、夜は外しておくほうがよい

寝ている間に固定器具が外れてしまったり、

強風が吹いて倒れたり、音がしたいといったトラブルを

避けるためにもベランダに鯉のぼりを飾る場合は

在宅している日中だけにしたほうが無難です。

固定器具から外すのが大変な場合は、

上からビニール袋をかぶせて鯉が風になびかないようにするなどの

工夫をするといいでしょう。

なぜ鯉のぼりを飾るのか

江戸時代から男の子の祝いということで

「のぼり」を建てる習慣があり、それが段々と庶民に広がりました。

この頃はただの登りだったようですが、

のぼりに鯉の滝登りをイメージした絵を描いたことにより

鯉のぼりが誕生したといわれています。

元々こどもの日は厄払いの行事であり、

子どもの成長や出世を願った行事なのです。

そういったお祝い事の飾りですので、

トラブルの原因になるようなことを避け

ベランダの風が入る家の中に飾っても

優雅に泳がせることができますので、

風が当たる工夫をしてみましょう!

スポンサーリンク