おひなさま

女の子のいるご家庭では、やはりひな祭りにおひなさまを

飾るのを楽しみにしているというところも多いのではないでしょうか。

女の子の健やかな成長を願う大切な行事ですから、

親御さんをはじめとしたご家族の方は力を入れたいところです。

ただ、おひなさまにもいろいろなものがあります。

ここでは、人気のおひなさまについてお話ししていきたいと思います。

おひなさまにも人気のあるものとないものがある

おひなさまと一口に言ってもいろいろなタイプのものがあります。

大きなものもあれば小さなものもありますし、

使われている素材によっても違いが出てくるでしょう。

 

本当にいろいろなタイプのおひなさまがあるのですが、

やはり種類があればあるほど人気のあるものと

人気のないものにわかれてきます。

 

おひなさまの人気というのは、

その時代によっても違ってきますし、

同じ日本でも地域によって変わってくるのです。

おひなさまはコンパクトなものが主流に

かつてはおひなさまというと、

天井に届きそうなほど立派なものが当たり前のように飾られていました。

古い日本家屋に住んでいた経験のある方であれば、

そういった光景を一度は見たことがあるのではないでしょうか?

 

畳の上に、どっしりと置かれた大規模なおひなさま

というのはそれだけでかなりの存在感があります。

 

しかしながら、今の時代でこういうタイプのおひなさまを飾っている

ご家庭というのはかなり少なくなっていることでしょう。

 

というのも、

最近ではマンションやアパートといった集合住宅で

生活する方が多くなっていますので、

昔飾られていたような大規模なおひなさまというのは

置くことができないのです。

 

実際に、おじいちゃんやおばあちゃんが

立派なおひなさまを用意しようとするけど、

そもそもお孫さんの住む自宅で飾れるような

規模ではないということで揉めることも少なくないようです。

 

そういったこともあり、最近では最初から

マンションやアパートといった集合住宅でも

飾ることのできるコンパクトなおひなさまが人気なのです。

 

立派なおひなさまも魅力的ではありますが、

飾った後のことを考えて邪魔にならないコンパクトなものを・・・

ということでおひなさまを選ぶ方が多くなっているのです。

 

リビングの棚にちょこんと置けるようなコンパクトなもの、

玄関先に飾ることのできるようなもの、

飾った後にコンパクトに収納できるようになっているもの・・・

こういったおひなさまが最近では主流となっていますし、

人気があるのです。

 

特に、おひなさまの収納で悩む方が

多くなっていることを受け、

台座を含めて収納に困らないような

作りになっているものが多く見られるようになりました。

 

ご年配の方にとっては風情がないと

思われるかもしれませんが、

時代の流れを考えるとこれも

おひなさまの進化なのかもしれません。

おひなさまの顔も重要なポイントに

地域によっておひなさまの人気も違ってくる

という話をしましたが、

関東と関西ではおひなさまの顔の好みも違うと言われています。

 

関東では目の大きな比較的ふっくらとした

印象を受けるおひなさまが人気で、

 

関西では切れ長の目のクールな

印象を受けるおひなさまが人気だそうです。

 

関西のほうはまさに京美人顔です。

 

それぞれ「関東風のお顔」「関西風のお顔」と

呼ばれる代表的なおひなさまの顔です。

 

やはり、それぞれの地域で好まれる顔の

おひなさまが人気になるでしょう。

 

大人の方にとっては、おひなさまというと

真っ白な顔が印象として残っているかもしれません。

 

しかしながら、最近では

おひなさまの顔色も変わってきています。

 

昔は真っ白でないと売れないと言われていたのですが、

最近ではおひなさまも顔も肌色になって、

ほんのりとチークがほどこされているものも

多くなっています。

 

言ってしまえば、

より人間味のあるものが好まれるようになっているのです。

 

確かに現代を生きる子どもたちにとっては

白塗りよりも肌色のおひなさまのほうが

しっくりと来るのかもしれません。

 

また、顔つきにも違いがあり、

幼女、少女、大人といった

年齢の違いが感じられるものもあります。

 

このあたりに関しては

やはり個人の好みが反映されるので、

目立って「これが一番人気だ!」というものはないようです。

 

さらに、作家さんによっても

おひなさまの顔は変わってきますので、

おひなさま選びで悩む方が多いというのも

仕方のないことかもしれません。

最後に

おひなさまにもいろいろなものがありますので、

その中で当然人気のあるものとないものも出てきます。

何を重視するかじっくりと考えて、

納得のできるものを選ぶようにしましょう。

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