おたふく風邪の予防接種の値段とは?大人になっても受けられる!?

顔が「おたふく」のお面のように腫れてしまうことからおたふく風邪

呼ばれている病気は、正式には流行性耳下腺炎と言います。


大人になってから発症すると重症化しやすいことから、ワクチンによる

予防接種が勧められています。


今回は、おたふく風邪の予防接種費用などを調べてみました。

おたふく風邪予防接種値段とは?

おたふく風邪の予防接種の値段とは?

おたふく風邪の予防接種は、任意接種です。

その為、費用は自己負担となります。


1回の値段は5,000円~7,000円くらいです。

自治体によっては助成金を出してくれるところもありますが

年齢制限などもあるので、各自治体へ助成金を実施しているのかどうか

問い合わせてみることがオススメと言えます。


少々高い印象があるかもしれませんが、実はおたふく風邪には

有効な治療法がないという現状があります。

かかってしまった場合は対症療法に頼るしかないのです。

その為、ワクチンで予防をしておくことが一番効果的と言えます。


日本小児科学会では、ワクチンを2回接種することが推奨されています。

1回目は1歳くらいに、2回目は数年後の5歳前後受けることが望ましいと

言えるでしょう。


その分値段も倍の10,00015,000円くらいかかりますが

単発で発生するわけではありませんし、身を守るための必要経費として

割ってきってしまうと良いのではないでしょうか。

大人でもおたふく風邪予防接種を受けられる?

大人でもおたふく風邪の予防接種を受けられる?

任意接種の為、子どもの頃におたふく風邪の予防接種をしなかったと

いう方もいるでしょう。

全体的に子どもより大人の方が重症化しやすいので

もし予防接種を受けた記憶がないという方は、かかりつけの医師に相談

して予防接種を済ませることがオススメと言えます。


成人でもおたふく風邪の予防接種を受けることが可能です。

早めにワクチンを接種すれば、予防効果を期待することができます。

大人の場合は、睾丸炎や卵巣炎が発症するリスクもありますので

予防の為に、できるだけ早くワクチン接種を済ませておくと良いでしょう。

おたふく風邪の予防接種は妊婦はNG

おたふく風邪の予防接種は妊婦はNG?

妊娠期間中は、おたふく風邪の予防接種を受けることはできません。


なぜなら、おたふく風邪のワクチンとは、ウイルスの毒性を弱め病原性

をなくしたものを使用した生ワクチンだからです。

理論的にワクチンウイルスが胎児へ移行するリスクがあるので

妊娠期間中は予防接種が受けられなくなっています。


もし、予防接種を受けておらず妊娠している場合は、おたふく風邪の人

に近づかないなど配慮していく必要があります。


妊娠予定の方で不安な場合は、事前に抗体検査を受けておくと

良いでしょう。自分におたふく風邪の抗体があるのかないのか

わかります。


もしない場合は、医師と相談しながら適切な時期に予防接種を受けて

おくことが望ましいでしょう。なお、抗体検査は夫婦で行っておくと

より安心できます。

おたふく風邪はどのように感染する?

おたふく風邪はどのように感染する?

おたふく風邪は飛沫感染または接触感染により感染していきます。

おたふく風邪には、病原性微生物であるムンプスウイルスが体内に入り

感染してから発症するまでに、23週間程度の潜伏期間があります。

この間に、気付かず人に感染させてしまう場合もありますので

注意が必要です。


咳やクシャミなどで空気中に飛散したウイルスを吸い込んで

おたふく風邪にかかってしまことが多いとされています。

また、ウイルスが付着した物を触ったり、感染者との接触することで

感染することもあります。


一般的に310歳の小児が多く発症します。

保育園などで気づかず感染してしまうケースも多いです。


大人になってからおたふく風邪にかかった場合は重症化しやすいので

危険と言われています。


これといった治療法がないので、できれば、人が多い保育園や幼稚園に

入園する前に予防接種を受けることが感染予防として効果的と言えるでしょう。

おたふく風邪の治療法とは?

おたふく風邪の治療法とは?

おたふく風邪のウイルスを撃退する薬はありません。

その為、基本的には対症療法を行います。


発熱や痛みを和らげる解熱鎮痛薬を使ったり、水分補給をすることで

身体を回復させていきます。


特効薬がないので、自宅で安静にすることが求められます。

大人の場合は合併症を引き起こし重症化してしまうケースが

多いですので、体調に異変を感じたら早めに医師に相談しましょう。


もちろん子どもの場合も、できるだけ早く医師に相談し適切な指示を

仰ぐことが重要です。


おたふく風邪の場合、食欲不振になるケースも多いですので

できるだけ噛まずに食べられるものを用意して、栄養を補給しましょう。

まとめ

おたふく風邪予防接種は任意接種ですが、リスクを避けるためにも

受けておくことが望ましいでしょう。


助成金がない場合少々高額ですが、ワクチン接種後の健康な生活を

手に入れるためと考えれば惜しくはないと言えるのではないでしょうか。


大人の方は、重症化の心配がありますので、不安な場合は抗体検査を

受けておくことをオススメします。

もし抗体がない場合は、早めに予防接種をしておくことが推奨できます。

医師と相談してみると良いでしょう。

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