インフルエンザのワクチンを接種するならいつ?妊婦の場合の時期は?

インフルエンザの流行前に接種することで、インフルエンザのリスクを減らせるワクチン

 

接種するならいつの時期が良いのでしょうか?また、妊婦の場合は接種できるのでしょうか?

 

今回は、インフルエンザワクチンに関してまとめてご紹介します。

インフルエンザのワクチンとは?妊婦も受けられる?

インフルエンザのワクチンとは?妊婦も受けられる?

ワクチンには主に2種類あります。

 

病気の原因となるウイルスなどを生きたまま体内に注入する「生ワクチン」と、

 

ウイルスなどの毒性を完全になくし必要な成分だけで構成した「不活化ワクチン」です。

 

インフルエンザのワクチンは、不活化ワクチンであり、病原性がないので妊婦の方も接種可能とされています。

 

担当の医師と相談しながら、接種することがオススメです。

 

ただし、ワクチンを接種したからといって、インフルエンザを全く発症しないというわけではありません。

 

インフルエンザのワクチンは感染を完全に予防するものではなく、

 

インフルエンザにかかりにくくしたり、感染後に発病する可能性を低減させたり、

 

発症後に重症化を防ぐ効果があるものとされているのです。

 

ワクチンを接種した後も、インフルエンザにかからないように配慮することが大切と言えます。

インフルエンザのワクチンを摂取する時期は?妊婦の場合もまとめて解説!

インフルエンザのワクチンを摂取する時期は?妊婦の場合もまとめて解説!

インフルエンザのワクチンは効果が現れるまでに約23週間かかるとされています。

 

その為、インフルエンザが流行する12月より前、10月~11月頃に予防接種を受けることが一般的です。

 

妊婦の方の場合も、妊娠週数を問わず、1011月に予防接種を受けることが

 

日本産科婦人科学会のガイドラインで推奨されています。

 

注意点として、妊婦だけでなく家族も全員予防接種を受けることが大切でしょう。

 

妊婦の場合、免疫力や体力が落ちているので、インフルエンザを発症した場合、

 

重症化しやすいというリスクがあります。

 

妊婦の方、そして胎児を守る為にも、家族が予防接種に協力する姿勢が大切です。

 

子どもの場合は2回接種が望ましいとされています。

 

一回目の接種をしてから14週間程期間をあける必要があるので、

 

一回目10月中、二回目を11月中に済ませておくと安心でしょう。

 

病院によってワクチンをどのくらい仕入れるかは差があります。

 

あまり悠長に構えていると病院のワクチンの在庫が無くなってしまう場合があるので、

 

早めに予約などを入れて、スケジュール管理をしっかりしてワクチン接種を受けることが大切でしょう。

 

病院のHPなどをみれば、いつから予防接種の予約を受け付けているか情報を開示してくれています。

 

料金が気になるという方は、口コミなどもチェックして確認しておく方法を取ると良いでしょう。

日常でできる妊婦のインフルエンザの予防方法

日常でできるインフルエンザの予防方法

 

ワクチン接種をした後も、日常でインフルエンザを予防する対策をすることが大事です。

 

まず手洗いうがいを徹底しましょう。

 

インフルエンザは飛沫感染や接触感染により感染します。

 

外出後は手洗いうがいを徹底して、出来る限りウイルスの体内への侵入を阻止することが効果的です。

 

手洗いもおざなりにすると意味がありません。

 

流水と石けんを使い、手首までしっかり洗いましょう。

 

特に指先、手の甲、親指、指の間などは洗い残ししやすいので注意が必要です。

 

まず石鹸を適量出したら手のひらをよくこすり、次に手の甲、

 

手のひらに爪を立てるようにして指先と爪の間を洗います。

 

そして指を交差させて指の間を洗った後、親指をひねるように洗い、最後に手首まで洗いましょう。

 

すすぎにもしっかりと時間をかけましょう。目安として20秒位かけてじっくりすすぎます。

 

ハッピーバースデーの歌を2回歌うぐらいの長さと覚えておくと忘れにくいです。

 

洗い残しがないようにしっかりすすいで、清潔なタオルで充分に水気をふき取ります。

 

うがいもキチンと行うことが有効です。

 

まず水を口に含んだら強めにブクブクとゆすぎます。

 

続いて少し上を向いて喉の奥とガラガラと15秒程度うがいして、水を吐き出しましょう。

 

2回位行うとなお効果が期待できます。

 

他にも、人ごみを避ける、外出する時はマスクをする、部屋に適度な湿度を保つことも効果的です。

 

体力をつけ抵抗力を高めるためにも、栄養のあるバランスの良い食事をとることや、

 

十分な睡眠時間を確保することも重要でしょう。

 

日頃から気をつけることで、インフルエンザを発症してしまうリスクを極力減らすことができます。

インフルエンザのワクチンを接種する時期、妊婦の場合まとめ

インフルエンザの予防接種は、希望者が各自で受ける任意接種なので、行わない人もいます。

 

しかし、発症のリスクや重症化を防ぐ為にも受けておこうことが望ましいでしょう。

 

効果を発揮するまでに23週間程度時間を要するので、

 

スケジュールを組んで忘れずに受けることがポイントです。

 

ワクチンを摂取する時期は10月、もしくは11月までには受けるようにすることが肝心でしょう。

 

なお、病院によっては予約を受け付けているところもありますので活用することをオススメします。

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