咳を止めるには「はちみつ」が効果的って本当!?

ゴホゴホ咳が止まらないと辛いですよね・・・。

 

咳止めを飲もうにも手元にないということもあるでしょう。

 

実はご家庭によくある「はちみつ」には、咳止め効果があると言われています。

 

今回は、知られざる「はちみつ」の効果を調べてみました。

止めるには「はちみつ」!?

咳を止めるには「はちみつ」!?

咳は、細菌などの異物が肺に入らないようにする為の体の防御反応です。

 

しかし、侵入が防ぎきれないと炎症を起こして異物と戦おうとします。

 

咳が出るだけでも苦しいですが、炎症まで生じると痛みがあり、辛いです。

 

喉に「はちみつ」を付けると、強力な殺菌効果を発揮していくれるだけでなく、保湿効果によって喉を守ってくれると言われています。

 

はちみつをつけることで、咳が出る原因に対処して、しかもアフターケアまでできるので結果として咳が止まる可能性が高いのです。

そうだったんだ!はちみつの凄い話

そうだったんだ!はちみつの凄い話

ミツバチが作る自然界でもっとも甘い蜜と言われるはちみつには、強力な殺菌効果があります。

 

殺菌効果がある理由としては、高濃度の凝縮された糖分によって細菌内部の水分を減少させ繁殖を抑える力があること、グルコン酸という殺菌消毒作用がある成分を持っていることが有名です。

 

特に、グルコン酸は病院で傷口の消毒や医療用具の消毒などに使われている物質であり、その効力は折り紙付きと言えるでしょう。

 

殺菌効果と合わせて注目されていることとして、疲労回復効果があげられます。

 

はちみつの中には、ブドウ糖、果糖といった疲労回復に効果があるされる物質が豊富に含まれているのです。

 

体内に吸収されやすく、胃腸に負担をかけないで栄養となります。

 

体調不良で弱っている時も、効率よく栄養がとれるので、疲労回復に効果的です。

 

精神のリラックス効果があることも嬉しい点でしょう。

 

他にも、傷の治りを早める効果、傷跡を残りしくくする効果、二日酔いの予防・解消や、動脈硬化の予防にもつながるなど、喉だけでなく体全体をケアしてくれる効果も期待できます。

 

天然のサプリメントとも言われる優れものです。

止めるはちみつ」活用法

咳を止める「はちみつ」活用法

咳止めとしてはちみつを活用するには、どんな方法があるでしょうか?

 

やり方はとっても簡単です。

 

スプーン12杯程度のはちみつをそのまま飲むだけでOK

 

はちみつは甘いので、子どもから大人までストレスを感じることなく飲むことができます。

 

そのまま飲むことに抵抗があるという方は、お湯や紅茶などに溶かして飲む方法がオススメです。

 

適度に甘いので咳で弱った身体を労りながら摂ることができます。

 

ただし、1歳未満の赤ちゃんに飲ませることは禁止されています。

 

はちみつにはボツリヌス菌と呼ばれる毒素の強い菌が含まれており、消化器官が未熟な1歳未満の赤ちゃんが飲むと、乳児ボツリヌス症を発症してしまう危険性があるからです。

 

ボツリヌス菌は、消化器官がしっかりした1歳以上の子どもや大人が飲んでも感染症を引き起こすことはありませんが、赤ちゃんは違います。

 

最悪死に至る危険性がありますので注意しましょう。

強力な効果がある「はちみつ大根」

強力な効果がある「はちみつ大根」

はちみつ単体でも効果がありますが、はちみつ大根にすると、より咳に対して即効性があると評判です。

 

大根には強い殺菌効果がある成分が含まれており、はちみつと合わさることでより高い効果を発揮してくれると言われています。

 

はちみつ大根の作り方

 

1:適量の大根の皮を向き、1cm角のサイコロ状に切る。

2:蓋付き容器に切った大根を入れ、ヒタヒタになる程度にはちみつを入れる。

3:常温で23時間置く。

4:最後に大根を取り出す。

 

大根のエキスがはちみつに染み出して少し苦味がありますが、咳に効き、喉を潤わしてくれます。

 

はちみつ大根は江戸時代から受け継がれてきた民間療法であり、声優や歌手の方など、喉が商売道具の方にも重宝されているのです。

 

長期保存は出来ませんので、作ったら23日以内に飲みきるようにしましょう。

品質が良い「純粋はちみつ」を選ぶ方法

品質が良い「純粋はちみつ」を選ぶ方法

はちみつには3つの種類があります。

 

「純粋はちみつ」

「加糖はちみつ」

「精製はちみつ」

 

この内もっとも品質が良いとされているのが「純粋はちみつ」です。

 

一切加工処理をしていない天然のままのはちみつであり、咳止めとして使用する時も推奨できます。

 

対して「加糖はちみつ」は、はちみつに水あめやブドウ糖などを加えたものであり、「精製はちみつ」は加熱処理や脱色や脱臭などをしたものです。

 

「加糖はちみつ」や「精製はちみつ」には、はちみつ本来の栄養素は含まれていません。

 

購入する時は、食品表示をチェックして「純粋はちみつ」と記載されているものを選ぶと良いでしょう。

 

また、「純粋はちみつ」は透明度が低い、逆さまにすると細かい泡が立つ、温度が下がると結晶化して固まるなどの特徴もあります。

まとめ

はちみつには様々な嬉しい効果があることがわかっています。

 

が辛い時は、適量のはちみつを使って、喉を守ってあげましょう。

 

子どもにも使うことができます。ただし1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないよう注意してください。

 

「純粋はちみつ」は品質が良いので特にオススメです。

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