大人になるとお年玉というのはもらうものではなく、あげるものになります。
ただ、お年玉をあげるにしても相手のお子さんの年齢に応じた相場というものを意識しておきたいものです。
相場を大きく上回ってしまうと親御さんに嫌味に受け取られてしまうかもしれませんし、
逆に相場を大きく下回ってしまうと親御さんに内心どう思われるかわかったものではありません。
また、お年玉の相場に加えて、渡すときのマナーというものについてもきちんと理解しておきたいものです。
4歳と5歳のお年玉の相場は同じ!
さっそくですが、4歳と5歳のお子さんへのお年玉の相場についてお話ししていきましょう。
結論から言ってしまうと、相場というのはだいたい1000円から3000円あたりになります。
3歳までのお子さんのお年玉の相場がだいたい500円から1000円ほどになりますので、
ちょっと相場もアップしています。
お子さんの年齢がアップしたというのもあるでしょうが、幼稚園への入園というのも
ひとつのポイントになっているかもしれません。
4歳と5歳のお子さんにお年玉をあげるときには、この相場におさまる範囲内で金額を決めておきましょう。
現金でもOKですし、図書カードなどでもOKです。
お年玉ということで、きちんと包んで渡してあげたいところです。
4歳と5歳のお子さんにお年玉を喜んでもらうための一工夫
4歳と5歳のお子さんへのお年玉の相場というものがわかったところで、
せっかくなら喜んでもらうための一工夫をしておきたいものです。
というのも、大人になればお金のありがたみというのは嫌というほどわかるでしょう。
しかしながら、4歳や5歳のお子さんにとって、お金というのはそこまでありがたみのあるものではありません。
もちろん、もらって嬉しいですし、お金を使えば何かを買えるということくらいはわかっているでしょう。
ですが、大人になってお財布に500円玉が入っているときに感じる心強さのようなものは
この頃のお子さんにはまだまだ無縁なのです。
だからこそ、より喜んでもらえるように大人のほうで工夫をしてあげたいところです。
お札よりは硬貨のほうが喜ばれますし、その硬貨もできるだけ綺麗なものを入れるようにしましょう。
あとは、お年玉を入れるポチ袋です。
お子さんの好きなキャラクターがわかっているのであれば、
そのキャラクターのポチ袋を用意してあげるのがベストです。
普通のポチ袋に1000円札が入っているだけのものとキャラクターもののポチ袋にピカピカの硬貨が入っているのとでは、
やはりお子さんの反応も違ってくるものです。
知っておきたいお年玉を4歳・5歳の子へ渡すときのマナー!
そして、最後に気を付けておきたいのがお年玉を渡すときのマナーです。
あまり知られていないのですが、お子さんにお年玉を渡す場合には、
親御さんの前で渡すのがマナーなのです。
4歳や5歳のお子さんであれば、「お母さんやお父さんには内緒だよ」といって渡したほうが喜びそうなものですが、
親御さんとしては誰からもらうにしてもお年玉をもらったらお礼を言いたいですよね。
お子さんしかいないときにお年玉を渡してしまうと、親御さんもお礼を言えなくなってしまいます。
また、親御さんとしてはお年玉をもらったときに「ありがとうございますは?」
といった形でお子さんからもお礼を言わせてあげたいものです。
それがお子さんへの教育にもなります。
お子さんはお子さんでお年玉をもらったその瞬間は嬉しいのですが、
もらったことをうっかり忘れてしまう可能性もあります。
ポケットの中に入れっぱなしで、洗濯したときにお年玉をもらっていたことが発覚した・・・
なんてこともあるかもしれません。
4歳や5歳のお子さんにお年玉を渡すときには、きちんと親御さんの前で渡してあげるようにしましょう。
そのほうがお互いに気持ちよくやりとりができるはずです。
親御さんの前でお子さんに直接渡すというのが理想なのですが、
お正月ということもあってお子さんがはしゃぎ回ってどうにもつかまらないということもあるかもしれません。
そういうときには、お子さんではなく親御さんのほうに「○○ちゃんへのお年玉です」
という形で預かってもらうといいでしょう。
お年玉の相場!4歳と5歳の場合まとめ
4歳や5歳のお子さんへのお年玉の相場というのは、
だいたい1000円から3000円ほどです。
3歳までのお子さんに比べるとお年玉の相場はちょっとアップします。
マナーも意識しつつ、渡してあげましょう。
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