夏に植える野菜は、収穫を秋から冬にかけてするものが多いという特徴があります。
中でも、初心者が育てやすい野菜があることをご存知でしょうか?
コツや注意点と合わせて、夏に植える野菜についての情報をまとめてみました。
夏に植える野菜で初心者でも育てやすいものとは?
自分で育てた野菜を収穫できたら楽しいですよね。
野菜の種類を知る前に、植え方のポイントを見ておきましょう。
一口に野菜を植えると言っても、種から植えるか、苗から植えるかなど違いがあります。
初心者におすすめするのは、苗から育てる方法です。
実は野菜は、種から苗に育てる過程が一番難しいと言われています。
やりがいもありますが、収穫の喜びをまず体験したいなら、苗から育て始めることが推奨できます。
ただし、種と違って、1つの苗から1つしか育ちませんので、たくさん収穫したいなら、いずれ種から育てる方法に挑戦してみると良いでしょう。
苗から育てる夏に植える野菜でおすすめなのが、葉ネギ、白菜、レタス、キャベツ、ブロッコリーです。
中でも一番おすすめなのは葉ネギでしょう。暑さと寒さに強く初心者でも比較的育てやすい野菜です。
ただし、高温は弱点ですので、移動できるなら真夏は日陰で育ててあげることをおすすめします。
夏に植える野菜を育てるコツや注意点
野菜を植える前から育てるためのコツが存在します。
まず、場所選びです。どこで育てるか決めてから野菜を決めるようにしましょう。
もし、誰かから譲り受けた土地であったら、可能な限り前の人がどんな植物を育てていたのか確認することが大切です。
連作障害と言って、同じ場所で同じような野菜を栽培した場合、その野菜を冒す病原菌などが多くなったり、野菜の生育が悪くなることがあるので注意しましょう。
作る野菜を決める時は、慣れている人やお店の人にアドバイスを貰う方法も効果的です。
同じ野菜でも、作る土地の日当たりや温度、どの地域に住んでいるかによって細かい注意点は異なってきます。
特にお店の人に初心者であることを伝えれば、的確なアドバイスをもらえることが多いです。
選んだ苗を植えたらキチンと管理してあげましょう。
虫がでたらこまめに取ってあげたり、上に伸びる野菜には支柱を作るなど、適切な管理をしてあげることがおいしい野菜を作るコツと言えます。手間がかかりますが、その分収穫できた時の達成感はひとしおです。
ある程度大きくなったら追肥することも大切です。種類にも寄りますが、一番最初の実がなる頃から追肥を行い始めると良いでしょう。
夏に植える野菜を育てる時の心構え
初心者が陥りがちな失敗に、上手くやろうとしすぎてしまうということがあげられます。
野菜は生きています。初めからスイスイ上手くいく可能性は低いでしょう。真剣になりすぎるのもおすすめできません。
失敗したら、また次に活かせば良いのです。まずは出来る範囲で気を配りつつ、適度に力を抜いて野菜を育てることを楽しんでみましょう。
水やりだけは、毎日行うことをおすすめします。土が乾燥するとアブラムシが湧きやすくなってしまうのです。
また、毎日見ることで、ちょっとした変化に気づきやすくなり、育てている実感を感じやすいと言えます。
気楽に、でもちょっとだけ丁寧に見てあげる気持ちで、野菜を育ててみましょう。
経験を積み重ねることで見えてくることがあります。
また、プロの農家の方でない限り、個人で楽しんでいる方の話を聞きすぎる必要はあまりありません。
つい語りたくなってしまう気持ちはわかりますが、プロでない方の意見は主観的なものも多いので、実際に育ててみながら、自分で学んだ知識のほうが正確である場合もあります。
種から夏に植える野菜を育てたい時のおすすめは?
中級者以上の方なら、種から育てる方法もおすすめできます。
夏に植える野菜なら、苗と同じく白菜やブロッコリーなどと合わせて、水菜、小松菜、ニンジン、じゃがいもなどが良いでしょう。
特にじゃがいもは、温暖な地域ならば夏に植えたら秋に収穫することができるので楽しみが増します。
種から育てる場合、何らかの原因で枯らしてしまうこともあります。
その場合は、原因を調べておき、次に活かしましょう。コツを掴むまでは苗から育てる方法に切り替えることも有効です。
経験が積み重なっていく過程で、自分で判断のポイントが見えるようになります。
自然の中で育てますので悪天候など個人ではどうしようもない理由で育たないこともあります。
1つ1つ経験しながら、行程を楽しんで育てるようにすると良いでしょう。
種から育てた場合、収穫の時の喜びは、苗から育てたときよりもさらに大きくなります。
次へのやる気が高まる効果も期待できます。
まとめ
興味が湧いたら、まず1つ育ててみることをおすすめします。
1つでも収穫できると、新しい世界が開けてきます。
野菜を育てることは、年齢を重ねても楽しむことが可能です。
気になるものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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