喪中に新年の挨拶を控えるのはなぜ?メールが来た時の対応はコレ!

若い人の間では、新年の挨拶をメールで済ますことも増えていますよね。

 

喪中の人は、新年の挨拶を控えるものですが、これがメールや(LINE)ラインになるとどうなるのでしょうか?

 

やはり喪中の際の新年の挨拶はタブーなのか。

 

この点に悩まれる人は多いでしょう。

 

また、送られてきたメールやラインに対してどのように返信すべきかも覚えておきたいところですよね。

 

今回は、そんな喪中の時の新年の挨拶でメール・ラインや年賀状が届いたときの対応についてご紹介します。

喪中に新年の挨拶を控えるのはなぜ?

喪中に新年の挨拶を控えるのはなぜ?

最初に、なぜ喪中の時には新年の挨拶を控えるのかですが、

 

現在日本では喪に服す期間を一年と暗黙の了解のようになっていますよね。

 

昔は、亡くなった方との続柄でこの期間も違っていたのですが、

 

時代と共に一律一年という認識に変わってきました。

 

亡くなられた方の死を悼(いた)み、また身を慎むべきとされています。

 

この期間は、新年を祝うことだけでなく、慶事(結婚式など)への出席も控えます。

 

という訳で、新年の挨拶も控えるということです。

 

しかし、これは身内を亡くし、お祝いする気になれないというのも理由の一つです。

 

年賀欠礼のハガキには、この両方の意味合いがあり、挨拶できないことをお詫びするお手紙なのです。

喪中でも新年の挨拶で年賀状やメール・ラインを受け取っても大丈夫?

喪中でも、新年の挨拶で年賀状やメール・ラインを受け取ることに問題はありません。

 

世間では、喪中の人に送ること自体が非常識という言われたりもしますが、

 

年賀欠礼のハガキは上記で話したようにお詫びのお手紙です。

 

年賀状を送ってこないでください!という話ではないのです。

 

また、近年年賀欠礼のハガキにも、送れない旨を伝えたうえで年賀状は楽しみにしています

 

といった文言がつけられることも増えているほどです。

 

案じているからこそ、励ましたいと思い新年の挨拶をするケースもあります。

 

はなから、非常識と決めつけず受け取る分には、快くその気持ちを受け取ると良いと思います。

喪中の年に新年の挨拶メール・ラインが!その対応は?

喪中の年に新年の挨拶メールが!その対応は?

特に若い人たちの間では、新年の挨拶をメールで済ましている友達もいますよね。

 

その場合、メール、ラインが届く場合もでてきます。

 

年賀状の場合、返事は寒中見舞いで送ることが多いですが、

 

メール、ラインでの新年の挨拶を貰った場合はどうなるのでしょうか?

 

喪中を知らない人であれば、既読スルーなんてしてしまうと関係にヒビがはいりそうですよね。

 

この場合は、返信してしまいましょう。

 

メール、ラインでお祝いの言葉を使わずに、返事をすると良いでしょう。

年末にメール・ラインで新年の挨拶しておくのもオススメ!

毎年メールなどで、新年の挨拶を済ませているのなら新年の挨拶を控えることを連絡しておくのもオススメです。

 

この場合、年賀欠礼のハガキであっても良いですが、友人で毎年メールを使って新年の挨拶を済ませている場合、

 

住所を知らない場合などは、メール、ラインで挨拶するのもありでしょう。

 

友人であれば、文面もあなたの言葉で構いません。

 

あまり畏まりすぎても、相手が対応に困りますから、自然な感じで伝えると良いでしょう。

 

挨拶を控えるという内容にくわえ、今年一年の相手への感謝の気持ち、

 

“よいお年を”などを添えると、新年の挨拶ができなくても気持ちよく、来年も付き合っていけるでしょう。

喪中に貰った新年の挨拶メール・ラインの返事の例文

喪中に貰った新年の挨拶メールの返事の例文

喪中であっても新年の挨拶メールやラインが届いた場合には、既読スルーはよくありません。

 

その場合、新年を祝う言葉など控える言葉があるので覚えておきましょう。

 

喪中の際に控える言葉

*おめでとう(ございます)

HAPPY NEW YEAR

*年賀

*謹賀新年など

 

見ていただくとわかるように、新年の挨拶メールへの返信であっても、

 

こういったお祝いに関係する言葉は避けましょう。

喪中時の新年の挨拶の返事の例文

昨年中はお世話になりました!

ありがとう。

今年もよろしくね!

 

相手との関係性によっては、敬語にしてくださいね。

ビジネス関係であれば喪中の新年の挨拶は公私を分ける

喪中には、新年の挨拶を控えますが、ビジネス関係の相手となれば話は別です。

 

ご自身が喪中であっても、ちゃんと新年の挨拶をしておきましょう。

 

昨年中のお礼と、今後の変わらないお付き合いを願っているという気持ちを伝える大切なものです。

 

喪中といえど、公私を分けて対応するようにしてください。

 

敢えて喪中を知らせると、相手に気を遣わせてしまいます。

 

ビジネス関係の相手の場合は、喪中を伝えず通常の挨拶をするのが社会人としてのマナーといえるでしょう。

 

ですが、会社の同僚や上司など喪中であることを知っている相手であれば、お祝いの言葉を避けて挨拶してくださいね。

 

常識も知らないのか?と変な目で見られかねません。

 

その場に合った対応を心掛けてくださいね。

喪中の新年の挨拶まとめ

喪中には、新年の挨拶を控えるものですが、受け取る分には問題ありません。

 

メールやラインが届いた場合には、既読スルーせずに返事をしておきましょう。

 

友人であれば、お祝いの言葉などを控えることを意識すれば、それほど畏まらなくても大丈夫です。

 

但し、ビジネス関係の相手であれば、公私は分けて考えましょう。

 

相手に気を遣わせないように喪中を伝えず新年の挨拶をするのも、社会人のマナーといえます。

 

その場や相手に合わせて、臨機応変に対応すると良いでしょう。

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