夏休みには多くの宿題が出されますが、必ずといっていいほど出される宿題が読書感想文ですよね。
作文などが苦手だったりすると、いったい何を書けばいいかわからないもの。
そもそも書き出しからわからないという場合もあるでしょう。
ここでつまずくと、手が付けられずどんどん日が過ぎていきます。
とはいえ、夏休み終わりまでに何とかして仕上げなきゃいけないですよね?
そんな読書感想文の書き方に悩んだ時に、ヒントとなる書き方のコツや書き出しなどをご紹介したいと思います。
読書感想文の書き方に悩んだら、参考にしてみてください。
読書感想文の書き方のコツは?
まず、読書感想文を書くために読むのであれば、読みながら簡単でもいいので内容や感じたことなどを書き出しながら、読み進めるのが一つのコツです。
全部読んでから、振り返るよりその場面ごとに感じたことなどをその場で書き出しておくと、読書感想文を書くときもスムーズに進められます。
読んだ後、あれ?なんだったかな・・・と忘れてしまっている内容が結構ありますよね?
面白いと思った点・感動した点・疑問をもった点・印象深いシーン・自分ならどうしたかなどと共に、あらすじも簡単に書き出しておくようにしましょう。
学校側から読む本の指定がある場合には、自分があまり興味を持てないテーマもあるでしょう。
興味が持てないと、中身が印象に残りにくくなるので、特にこの書き出しが役に立ちます。
読書感想文の書き方の流れを大まかにつかむ
~読書感想文を書くときの流れ・コツ~
*書き出しの短めの一文(読んだ本との出会い・なぜ読んだかなど) *簡単に本のあらすじに触れる *本を読んで、自分ならどうするか・どう思ったかなどを書く (自分なりの気持ちや経験と照らし合わせて書きましょう) *本のテーマに対しての自分の考えをまとめる/今後どうしたいかなど書く |
最初にお話ししたように、本を読みながら内容やその場面で感じたことを書き出しておく際、この流れを埋めていくようにしておくと、後から見てもわかりやすくなるでしょう。そこに書き足して仕上げていく感じが、簡単です。
読書感想文の書き方の書き出しは?
なんといっても、書き出しが決まらなければ一歩も先に進めません。
正解があるわけではないですが、いくつか書き出しのポイントがあるので参考にして書いてください。
《読書感想文 書き出しのポイント》
*読んだ本との出会い・なぜ読んだかなどのきっかけから書きだす 「~なので読んでみました。」「~に薦められて読みました。」
*簡潔に本の感想を一文で書き出す 「~だと思いました。」「~に感動しました。」「~に驚きました。」
*読む前の自分の性格・気持ち・考えから書き出す 「~が嫌いでした。」「~と思っていました。」「~のように考えていました。」
*読み終えた後、どう考えが変わったかについて書き出す 「今後は~したいと思いました。」「~に関わっていきたいと思います。」
*印象深かった言葉(フレーズ)で書き出す 「“言葉(フレーズ)”この言葉は私に~してくれた。」 |
最初の一文は、シンプルかつ印象的な書き出しにするのがポイントです。先が気になるような書き出しにしましょう。
かといって、難しく考えることはありません。上記の例を元に、短い文を作ってみてください。
“読んだ感想から書く”という書き出しは、この中でも強い印象を与えられるでしょう。
自分が書きやすい、続けて書き続けていきやすい書き出しを選んで最初の関門を突破してください。
読書感想文の書き方のまとめはどうする?
最後のまとめ部分は、“その本からどのような影響が自分に合ったか、どんな考えに至ったか”などを書くようにしましょう。
最初に抱いていた気持ちや考えが、この本によってどう変わったかを書けば大丈夫です。
そして、今後の自分がどうしていきたいというところまで書くと、すっきりまとまり良い仕上がり感を出せるでしょう。
読んでいて、よくわからない・興味が湧かない・納得いかないという場合もあるでしょう。
そう感じたのであれば、それを偽る必要はありません。ありのままの気持ちを書いたうえで、改めて考えさせられたなどという感じにすれば大丈夫です。
あくまで感想文なので、どう書かなければいけないという決まりはありません。
あらすじが大半・感想ばかりといった偏った感じにならないようにしながら、自分なりの書き方をすれば良いでしょう。
もちろん、指定された文字数や誤字脱字に注意するのも忘れないようにしてください。
まとめ
読書感想文は、先に紙などに流れを書き出しておきましょう。
そして、そこに読みながら感じたことやあらすじなどを、忘れないうちにその場その場で書いていきましょう。
書き出しは、いくつか例を上げましたので続きを書きやすいものを選んでシンプルな一文を作成してください。
まとめには、どんな点に影響を受けたかだけでなく、今後どうしていきたいか・どう生かしていくかという点にまで触れておくと、読書感想文のまとまりがよくなります。
書き方に正解があるものでもないので、難しく考えすぎず自分なりの考えなどを書いていくと良いでしょう。
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