日焼け薬

小麦色の肌は健康的で素敵ですが、日焼けによって痛みが伴うなら対処をしたいですよね

日焼けの対処方法にはどんなものがあるのか?治す薬としては何があるのかなどの情報をまとめてみました。

効果的な対処を実践して日焼けを乗り切りましょう!

日焼けってどんな状態?薬を使う前に基本を理解しておこう

日焼けは一種のやけどです。

やけどは状態に応じて、I度、Ⅱ度、III度に分類されています。


皮膚がピリピリしたり赤くなるのは、肌の一番外側である表皮が炎症を起こした状態であり、軽度のI度のやけどと同じです。

Ⅱ度まで進んでしまうと、より深部まで炎症が及び水疱ができることもあります。

日焼け止めなどを使って予防したとしても、完全に紫外線を防ぐことはできません。


また、汗などでせっかく塗った日焼け止めが落ちてしまうこともあります。

痛みを感じるようなら、肌がダメージを受けていることを理解して、優しく労ってあげることが大切です。


日焼けが痛い時の対処方法!どんな薬を使うの?

日焼けはやけどなので、冷やすことが基本となります。

日焼けしたところに冷たいシャワーをかけるか、水風呂に入るなどして冷やしてあげましょう。


ただし、長時間入るのは体を冷やしすぎてしまうので注意が必要です。

痛みが強い時は、氷や保冷剤を清潔なガーゼで巻きしっかり冷やすと良いでしょう。


水ぶくれがある時は、決して潰してはいけません。二次感染の恐れがあります。

痛みが酷い時は早めに医療機関を受診しましょう。


軽度の日焼けなら、保湿効果に優れた基礎化粧品を使いたっぷり保湿します。

アルコールが入っているものは避けます。アルコールは肌を刺激してしまい、皮膚の状態を悪化させてしまう恐れがあるのです。

もし化粧水がしみたら、すぐに洗い流しましょう。消炎作用のある保湿クリームやワセリン、軟膏などを塗り様子をみましょう。


日焼けを治す薬は?オロナインやアロエは効果があるの?

日焼けを治す時は、炎症の程度に応じて非ステロイド性抗炎症外用剤もしくはステロイド外用剤が用いられます。


早く治したいからとステロイド外用剤を使いたい気持ちになるかもしれませんが、効き目が強い半面、副作用もあるので広範囲に塗るのはおすすめできません。

使う際には適量を守るなど注意が必要です。

ステロイド外用剤は、市販薬ではなく、医師に相談し医療機関から処方されてものを正しいやり方で使うことを推奨します。


一般的に知名度の高いオロナインは、非ステロイドの軟膏にあたります。

効能・効果の欄に「やけど(かるいもの)」と記載されているとおり、軽度のやけどなら効果がある軟膏です。

ただし、やけどが重度であった場合は悪化させてしまう場合もあるので、気をつけましょう。

不安の場合は薬剤師や医師に相談してから使用することをおすすめします。


日焼けにはアロエが効果的という話は一般的に広く知られていますが、アロエの生葉は、葉に付着した雑菌によって感染症を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

アロエエキス配合の市販品を使うようにすると良いでしょう。

アロエ化粧水やアロエジェルなどを冷やして使うと日焼け直後のほてりに効果が期待できます。

また、炎症が治まった後も、肌の回復を助けてくれるなどの働きがあるので塗ると良いでしょう。

加えて、実は日焼け予防として出かける前などに塗ると、日焼けによる肌へのダメージを防ぐ効果があることが知られています。


肌は日焼けを記憶している!?薬を塗っても残るダメージへの対処方法

肌が白く戻ったとしても、紫外線によるダメージは肌にしっかり蓄積されています。

遺伝子にまで致命的なダメージが発生すると、シミとしてでてくることもあります。


遺伝子のダメージを修復する為には「ビタミン誘導体」が効果的です。

将来シミを発生させたくない方は、ビタミン導入隊入りの化粧品を日々のケアに取り入れると良いでしょう。

また、ビタミンが豊富な野菜や果物をたくさん食べることもおすすめです。

ビタミン剤などを飲むことも紫外線対策として有効と言えます。


ただし、これらの対策をする前に、できるだけ日焼けしない対策をとることが一番重要です。

日焼け止めや日傘などを活用し、できるかぎり日焼けによるダメージが肌に残らないように務めましょう。


最近では日焼け止めにも様々なタイプが販売されています。

スプレー、クリーム、乳液、パウダー、ジェル、ローションなど多種多様です。

今まで苦手意識があってあまり日焼け対策に積極的でなかった方も、自分に合った商品が見つけやすくなっています。


日焼けは、事前の対策である程度防ぐことが可能です。

年を重ねてもいつまでも美しい肌を保つ為にも、日焼けをしてしまう前に、予防対策をする意識を持って取り組むことが効果的と言えます。

まとめ

日焼けは言わばやけどです。まずはしっかり冷やす対策を取りましょう。

また少しでも不安がある時は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

正しい対処方法を早めに実行すれば、皮膚へのダメージは最小限に抑えることが可能です。

スポンサーリンク