節分の豆まきを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
純粋に楽しい行事ですし、ストレス発散にもなりますよね。
ただ、その一方で豆まきをするタイミングについて疑問を持っている方も多いかと思います。
何時にすべきなのか、どの時間帯がいいのか、そもそも豆まきをする場所に決まりはあるのか・・・
意外にわからないことが多いものです。
ここでは、そんな節分にまつわる疑問にお答えしていきたいと思います。
そもそも節分に豆まきする意味って?
節分の豆まきというとただ豆をまくだけと思われがちです。
しかしながら、本来であれば煎った大豆を桝に入れて神棚にお供えしたものを福豆として節分の豆まきに使います。
ただ、最近ではコンビニやスーパーなどで豆まき用の豆が袋に入った状態で売られていますので、
それをそのまま使っているというご家庭も多いです。
年男や年女、厄年の方が豆まき役をします。
神社ではそういった形で豆まき役を募集することも多いです。
ですが、一般のご家庭ではあまり気にすることなく、家族全員で豆まきをするというところがほとんどでしょう。
玄関や窓を開けた状態で「鬼は外」と豆をまいて、鬼を追い出します。
その後、玄関や窓を閉めて「福は内」と豆をまいて、追い出した鬼をシャットアウトした状態で福を呼び込みます。
最後は「福は内」の掛け声を2回して終わるというところが多いですが、
地域によっては豆をまく回数から掛け声までいろいろと違いがあるようです。
お住まいの地域でどのような豆まきをしているのか事前にリサーチしておくと安心です。
豆まきの後には、「福は内」の掛け声でまいた豆を食べます。
歳の数だけ食べると言われていますが、数え年にプラス1した数の豆を食べるところもあります。
これが節分の豆まきです。
節分の豆まきは何時にすべき?時間帯に決まりはあるの?
節分の豆まきがどのようなものなのかわかったところで、
今度は豆まきの時間帯についてお話ししていきたいと思います。
「豆まきって何時にすればいいの?」という疑問を持っている方も多いでしょう。
結論から言ってしまうと、節分の豆まきに時間の決まりはありません。
好きなタイミングで豆まきをしてOKです。
節分当日には全国各地の神社での豆まきの様子などが流れますが、
実際に時間帯はまったく関係ありませんよね。
神社によっては30分おき、1時間おきなど、1日に何回も豆まきをおこないます。
神社での豆まきは明るい時間帯におこなうことが多いのですが、
自宅での豆まきは夜になるというところが多いです。
というのも、節分の豆まきは基本的に家族がそろった状態でおこないますので、
夜のほうが都合がいいのです。
もともと鬼は夜になると出てくると言われていますので、
豆まきは夜になってしまってもまったく問題はありません。
晩御飯に恵方巻きを食べた後で、豆まきをするというところもあるようですよ。
節分の豆まきをする場所は?
最後に、豆まきの場所についてです。
家で豆まきをする場合には、奥の部屋から玄関に向かって豆まきをするというのが一般的です。
家の奥から玄関まで家から鬼を追い出すイメージですね。
つまり、家で豆まきをする場合にはすべての部屋が豆まきの対象になります。
ただ、部屋がたくさんあるご家庭では大変ですし、
まいた後の豆の片づけを考えるとちょっと難しい部分もあるでしょう。
実際に、豆というのは細かなところにも入り込みますし、まいた衝撃で細かく砕けることもあります。
そのため、最近では玄関だけで豆まきをするというご家庭も多くなっているようです。
そのまま豆まきをするところもあれば、後片付けのことも考えて
新聞紙などを広げた上で豆まきをするようなところもあります。
ちなみに、北東からおこなうのがいいと言われていますよ。
北東というのは鬼のやってくる鬼門という方角になります。
豆をまいた後の豆の処分なのですが、歳の数、もしくは数え年プラス1個の豆を食べた後には
処分してしまっても構いません。
人によっては、「福は内」でまいた豆を残しておいて、料理に使ったり、
そのままおやつとしてポリポリいただいたりといったこともあるようです。
節分の豆まきは何時にすべき?時間帯や場所に決まりはあるの?まとめ
節分といえば豆まきですが、何時にすべきといった時間帯の決まりはありません。
場所に関しては、奥から玄関に向かってというのが一般的ですが、玄関のみでもOKです。
自由に節分の豆まきを楽しみましょう。
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